東京都国立市にある谷保天満宮(やぼてんまんぐう)は、関東最古の天満宮とされ、学問の神様である菅原道真公を祀る由緒ある神社です。
正式には「やぼてんまんぐう」(やぼ)と読みますが、「やほてんまんぐう」と呼ぶ人も多いです。駅名が「やほ」だからでしょうか。
学問成就や合格祈願をはじめ、梅の名所としても有名です。
はじめて行く人にとっては「谷保天満宮への行き方は?」「駐車場は?」「階段はある?」と不安もあるはず。
そこで、今回は谷保天満宮アクセス方法(徒歩、電車、バス、車)、駐車場の場所、そして階段を避けるルートをご紹介していきますね。
谷保天満宮へのアクセス 電車と徒歩での行き方は?
谷保天満宮の最寄駅はJR南武線「谷保駅(やほえき)」です。
駅から神社までは徒歩5分程度。坂道などはないので、徒歩で大丈夫。
谷保駅(やほえき)南口を出たら(ロータリーがないほうの出口です)線路を背にして右手方向(西に向かって)、線路沿いを歩いて、最初の道を左折。
この道の正面に鳥居が見えますので直進。
駅改札をロータリー側に出てしまっても、線路沿いを西に向かって歩き、踏切を渡れば鳥居が見えます。
主要駅から谷保駅までのアクセス目安は、
・JR立川駅から谷保駅まで 南武線で10分(谷保駅は急行はとまりません)
・JR川崎駅から谷保駅まで 南武線で50分(谷保駅は急行はとまりません)
谷保天満宮アクセス バスでの行き方、バス停はどこにある?所要時間は?
谷保天満宮にはバス利用でも行くことができます。
・「京王線 府中駅」からバスに乗る
国立駅(くにたち)行(谷保経由)のバスに乗ります。15分ほどで着きます。
「谷保天神」(やほてんじん)というバス停で下車。
鳥居からまっすぐに伸びる谷保駅に向かう道の途中にバス停があります。
バスを降りたらすぐに鳥居が見えますので迷うことはないでしょう。
バス停からは徒歩2~3分です。
府中駅に戻る帰りのバス停は、甲州街道沿いにあります。
鳥居から甲州街道を渡り、進行方向新宿方面の車線側にバス停があります。
降りたバス停とは異なりますので気を付けてください。
・「中央線 国立駅(くにたちえき)」からバスに乗る
府中駅行(谷保経由)のバスに乗ります。10分程度で着きます。
「谷保天神」(やほてんじん)というバス停で下車。
甲州街道にバスがとまります。鳥居は目の前ですので、迷う心配はありません。
国立駅に戻る帰りのバス停は、鳥居からまっすぐに伸びる道、谷保駅へ向かう道の途中にあります。
・バス停を検索するときに「谷保天満宮(やほてんまんぐう)」で調べる方が多いですが、バス停は「谷保天神(やほてんじん)」なので、間違えないようにしてくださいね。
谷保天満宮 駐車場の場所、入り口は?
谷保天満宮は甲州街道沿いにあるので、車でのアクセスも便利です。
「谷保天満宮前」という信号が、鳥居の目の前になります。
参拝者専用の駐車場(無料)があります。
駐車場の大きな看板などはないので、ちょっと見落としてしまいそうですが、谷保天満宮駐車場の入り口は「正面鳥居のすぐ横」にあります。
新宿方面から甲州街道、車の場合は、鳥居まで行かず、駐車場の裏口から入ったほうが入れやすい。
八王子方面から甲州街道、車の場合は、「谷保天満宮前」の信号が見えたら左側に駐車場がみえます。車線が逆ですが、鳥居の目の前に信号がありますので鳥居の横から駐車場へ。
谷保駅方面から車の場合は、進行方向正面に鳥居が見えますので、そのまままっすぐ駐車場に入れます。
駐車場はそんなに広くはないです。台数は限られているため、お正月や梅まつりなど混雑するときは満車になりやすいので注意してください。
谷保駅周辺にも複数のコインパーキングがあるので、駅の近くの駐車場から徒歩で行くこともできます。
谷保天満宮 階段を避けたい人へ バリアフリーのおすすめルート
谷保天満宮は鳥居をくぐり、参道を進むと二つ目の鳥居があります。
石の階段を下ると本殿があります。下り階段って珍しいなと思います。
段差幅の大きい石の階段が苦手な方には、ちょっと大変かもしれません。
駐車場の脇からつながる道は、階段ではなく坂道があり、本殿まで行くことができます。
ですが、この坂道も結構傾斜があります。
坂道もちょっと自信がないなあという方は、社殿の裏にある鳥居からはいると平坦な道でお参りができます。少し回り道にはなりますが、そちらの行き方のほうがラクです。
①鳥居を正面にみて、甲州街道沿いの歩道を右手方向(八王子方面)に約300メートル進む。
②路地がみえてきたら左折。
③あとは道なりに行けば、鳥居(西鳥居)が見えます。
途中で雑木林(神社内の林)の細い小道がありますが、そこではありません。その先のちゃんと舗装された道が見えるまで進んでください。
かつては谷保天満宮を取り囲んで、杉を主体とするうっそうとした森が広がっていたそうです。
今でもその名残で、天満宮には林があり自然豊か。
駅からもアクセスがよく、行きやすい谷保天満宮。
湯島天神、亀戸天神とともに「関東三天神」として有名です。
「学問成就」「合格祈願」が有名ですが、そのほかにも「無病息災」「家内安全」「商売繁盛」「交通安全」「良縁祈願」「子宝」など多岐にわたるご加護があるといわれています。
特に学問の神様を祀る関東最古の天満宮として、多くの受験生が訪れています。
頑張ってきたご自身の背中を押してもらうべく、谷保天満宮で学業成就を祈ってみてはいかがでしょうか。
合格、成就したあかつきには、お礼参りも忘れずに。
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